技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。
技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。
ガラス施工の技能検定は昭和46年に初めて実施され、以来、年々内容の充実を図り、現在に至っています。平成21年度までのガラス施工技能検定の合格者は、1級10,957人、2級11,210人(全硝連調べ)となっています。
技能検定は、国(厚生労働省)が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については中央職業能力開発協会が、試験の実施については各都道府県がそれぞれ行っています。全硝連ではこの試験問題等の作成に携わる中央技能検定委員を4名派遣しています。
技能検定の合格者には、厚生労働大臣名(特級、1級、単一等級)または都道府県知事名(2級、3級)の合格証書が交付され、技能士と称することができます。
